好きな人が死んだら

 

 

 

 

好きな人が死んだら

どうなるんだろ

 

泣き叫ぶのか、目の前が真っ暗になって感情が死んでしまうのか

好きな人はもう帰らないと絶望するのか、

遺影に写っているのを見て笑うのか

思い出が蘇って苦しくなるのか

DVDを見返して彼らの映像が残っていて良かったと安堵するのか 

好きな人がいなくなってもそれでも世界は素晴らしいとでも言うのか 

 

ぜんぶ、きもちわるいな

 

 

あるバンドのボーカルがなくなったそうだ

それがきっかけでこんな記事を書こうと思った

彼のファンにとっては悪でしかないだろう

きっと辛さは当事者にしかわからない

同じだとは思ってない

でも、考えちゃうんだ

好きな人たちがこの世からいなくなったら。

 

 

わたしの好きな人たちはわたしより10歳くらい年上だから、

どちらかといえば彼らのいない人生を送る確率の方が高い

こわい

わたしの生きがいは彼らで、彼らがわたしの人生なんだ

別に30年後もそうかと言われたら約束できるわけでもないけど

3年後の自分はこのブログを見て笑うかもしれない

「永遠なんてないんだよ」

そんなこと知ってるよ

でも、今は本気でそう思ってるってだけ

 

もし彼らと出会っていなかったなら

わたしは音楽なんて聞かない

聞いたとしてもヒット曲をちょろっと。

カラオケで歌えるレベルに。

バイトはしてるだろうか

彼らのライブに行くためにお金を稼いでいると言っても過言じゃないし

1ヶ月3万あれば事足りてるかもしれない

大学はたぶん落ちてた

センター試験の英語、全くできなくて、悲しくて

10分ほどの休憩で「fight music」を聞いた

「僕らがいますぐ欲しいのはソレから逃げる理由なんかじゃなくて

僕らがいますぐ欲しいのはソレと戦う勇気が欲しいんだ」

そうだ、逃げちゃダメだ

希望を捨てちゃダメだ

戦えば道が見えてくるかもしれない

そう思わせてくれた

目の前のことに一生懸命になろう

その後のリスニングではほぼ満点を取れた

 

彼らはわたしの人生に影響を与えすぎている

 

好きな人たちにこんなにも左右されているのに

死んじゃったらどうすればいいの?

 

そういえば、彼らの楽曲にはよく「死」が扱われてる

 

僕は過去も未来もこんな好きなのに

どうして死んでしまうの  (死の魔法)

 

神様わたしにも死の魔法をかけて

永遠なんていらないから

終わりがくれる今を愛したいの  (不死鳥)

 

喜んで笑って楽しんで悲しんで

死んでく  (生物学的幻想曲)

 

すべてかくと大変なことになるのでしないけど

 

彼らの死生観はいろんなものがあるんだけど

死の魔法のの歌詞がいまのわたしにぴったりだ

 

不死鳥みたいに生きたいよ

いなくなってしまう未来を見るより

彼らが輝く今を見ているほうがきっと

幸せだ

 

でもさ、しょうがないよね

好きだから考えちゃうんだよ

 

 

さっきもさ「fight music」の歌詞を書いてたら

嫌で嫌で逃げている就活も、ちょっとは向き合おうかなって思ったりして

また動かされてるじゃん

 

SEKAI NO OWARI に。

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「悲しみのない世界であなたを愛せるかな」